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2006/01/25    

海豚 # 191.

Motownの凄さ

知られざるMusicians

Marvin Gaye、Stevie Wonder、Four Tops、Michael Jackson、Diana Ross、Temptationsなんて超有名なアメリカのスターたちは、皆さんもご存知だろう。いまやClassicと言われる世界ですが、アメリカのPop Musicの一世代を築いた人たちだ。

でも、実は、彼らのアルバムには、どんなMusicianが演奏しているのかは、ほとんどクレジットがない。実は、Funk Brothersというバンドが、これらのSingerたちのバックを勤めていた。あの独特のGroove感は、メンバーの多少の入れ替わりもあったとはいえ、ひとつのバンドが作り続けていたのだ。

Funk Brothersが、関連して作られたアルバムの総売上枚数は、Elvis Presley、Beach Boys、Rolling Stones、Beatlesの売上のすべて足しても、彼らの残した記録には及ばない。なのに、Funk Brothersの名を知る人は、世の中に非常に少ない。

そんな不遇(?)のMusicianたちにフォーカスを当てて作られてた”永遠のモータウン ”という映画がある。まだ、生き残っているメンバーと若いSingerをゲストとして呼んできて、Funk Brothersとして行ったライブの映像と、過去の映像を交えながら、メンバーが過去を振返っているシーンなどで構成されていて、当時のMotownの時代の移り変わりをじっくりと表現している。

cover永遠のモータウン(Amazon)

チャカカーンをGuestとした、Marvin GayeのWhat's going onは、迫力満点だし、歌詞の日本語訳が非常に良くできている。この曲は、アメリカが、ベトナム戦争の戦火を広げて行っている時に作られた曲であるが、今の時代だからこそ、また、心に深く響く。

最後は、すでに他界しているメンバーの写真もバンドの中に飾られて、全員で大合奏。一心不乱に音楽に人生を捧げてきた人たちの、ドキュメンタリー映画で、純粋に感動できる作品に仕上がっていると思う。

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Last update: 2006/01/25